協力者が増える!社内マーケティングのための分報と社内セミナー

こんにちは、広告運用を軸にマーケターのキャリアを作るマサユキです(@masa_blogra

僕はマーケのコンサル会社、事業会社を含めるとマーケティング歴は10年くらいあるのですが、最近になって特に強く思うことがあります。

 

事業会社のマーケターは、自分の業務や考えを社内に積極的に開示した方がよい

 

自分を開示することで、社内の人にマーケティングの仕事を認知させることができ、それをキッカケに施策のアイデアや協力してもらいやすい環境を作ることができる、などメリットがとても多いのです。

本記事では、僕が実際に社内マーケティングの一環として実施している「分報」と「社内向けセミナー」についてシェアします。

この記事の内容
自社マーケターにおすすめの分報
社内向けセミナーの実施

 

社内でマーケティングのプレゼンスを高めたい、施策をよりスムーズに進めたいと考えている人であれば、今よりも「チョットだけ」マーケティングの仕事が進めやすくなるかも知れません。

My Profile
  • 広告運用歴は2014年~
  • 支援会社、事業会社の両方でマーケティング
  • マーケのキャリアは広告運用→BtoBマーケティング全担当
  • 副業で広告運用講師、コンサル会社で広告運用、海外の会社でマーケティング

 

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なぜマーケターは自己開示が重要なのか?

マーケティングは、職種から連想できる日々の業務が分かりにくい仕事だと思っています。
会社やレイヤーによっても業務内容は異なりますが、例えば営業・エンジニア・経理の職種が連想できる業務は下記などではないでしょうか。

 

  • 営業:顧客と商談しサービスを売る
  • エンジニア:サービスを構成するコードを書く
  • 経理:会社のお金を管理する

 

では、マーケティングはどうでしょう?

 

  • マーケット=市場だから市場調査?
  • データを駆使して販売戦略を考える?
  • 広告を使ってサービスをアピールする?

 

おそらく、上記のように回答がバラバラになる可能性が高いはずです。
なぜこのようになるかと言うと、「マーケティングは売上アップに必要なことは何でもやる側面を持つ職種であるため、業務領域が広くなり、コア業務が分かりにくいから」、と僕は考えています。

特に業務が細分化されていなかったり、社員が少ない企業で働くマーケターは、少人数(もしくは単独)で多くの工程をこなす必要があるため、この傾向が顕著に出るはずです。

事業会社のマーケティングは、他者の協力のもとに成り立つ施策が多いため、スムーズ且つ効果的に施策を推進するには、「マーケティングが何をやっている仕事なのか」積極的に開示していくことが重要なのです。

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マーケティングを知ってもらうための2つの方法

マーケティングを知ってもらうためにおすすめな取り組みが下記の2つです。

 

おすすめの取り組み
  • 分報を作る
  • 社内向けの勉強会を実施する

 

分報を作る

日報とは少し違い、その時感じたことを自由にメモ書きするのが分報です。

 

  • 仮説を忘れないように走り書き
  • 思いついた集客施策のネタを投稿
  • 良いと感じたクリエイティブの所感を投稿

 

ポイントは、誰でも見れるリアルタイム性の高い場所に投稿することです。
チャットツールがあれば、自分専用の分報チャンネルを作成し、誰でも閲覧できるようにしておきましょう。

誰でも見れる場所に投稿することで、社内の人の目につきやすくなり、時にはコメントを貰えたり、何か施策をする時に協力してもらいやすい体制を作ることができます。
普段業務であまり関わることのない人と仲良くなるキッカケにもなります。

社内向け勉強会を実施する

マーケティングについて、社内で勉強会をするのも有効です。
以下、僕が実施した勉強会です。

 

  • Web広告について(講義&実践をセットで)
  • SEOについて
  • アクセス解析について

 

難しい内容にする必要はなく、入門レベルでOKです。
勉強会をすると「〇〇が得意な人」と独自の立場を確立できるため、その領域の仕事の依頼が来やすくなります。
僕は大小含めると5回ほど実施しているのですが、Web広告について実施することが多いので、「Web広告が得意な人」と認知されているはずです。(多分・・)

また、時間に余裕があれば、実際に業務を体験してもらうとベターです。
実際に体験してもらうことで、マーケティングの仕事をより深く理解してもらえます。

分報よりは少し手間がかかりますが、手っ取り早くマーケティングや自身のプレゼンスを高めたい時に有効です。

社内にも目を向けてマーケティングしよう

サービス認知、見込み顧客獲得、商談創出などマーケティングには色々なミッションがありますが、その多くは社外に向けての取り組みが大半です。
その取り組みをより効果的に、よりスピーディーに実施するには、社内の協力が絶対に必要になってきます。

 

社内の協力を得やすくするためには、まずはマーケティングと自分自身を知ってもらうことが大切です。

 

本日紹介した分報と社内向けセミナーを、ぜひ実施してみてください。

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