【最短で学習】広告運用の独学方法と注意点を経験7年の僕が解説

こんにちは、広告運用を軸にマーケターのキャリアを作るマサユキです(@masa_blogra

 

本記事では、最近人気の仕事の広告運用の独学について解説します。

広告歴7年以上の僕の結論は、広告運用は独学である程度のレベルまでは到達できる、です。
ただし、実際に案件が無い+周りに経験者がいない状態だと、独学では限界があるのもまた事実です。

 

この記事の内容

  • 独学で到達できるレベル
  • 企業勤めと個人のレベルの違い
  • それぞれが取るべき学習アプローチ

 

 

My Profile
  • 広告運用歴は2014年~
  • 支援会社、事業会社の両方でマーケティング
  • マーケのキャリアは広告運用→BtoBマーケティング全担当
  • 副業で広告運用講師、コンサル会社で広告運用、海外の会社でマーケティング


今までの経験を交えつつ、リアルな広告運用の独学方法をお伝えします。
それでは、よろしくおねがいします!

 

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広告運用の独学方法と注意点を経験7年の僕が解説

独学する人のパターンは、下記の2つに分類されます。

 

  • 案件がある環境で独学
  • 案件がない環境で独学

 

前者は既に会社勤めの人などで、後者が今回の記事の対象者です。

独学で到達できるレベル

独学の場合、実際の運用に必要な最低限の知識は身につけられます。
具体的には下記の3つです。

  • 広告の一般的な概論
  • 指標の意味
  • 管理画面の基本的な操作

上記が理解できれば、各広告媒体が提供している理解度テストにもギリギリ合格できると思います(Facebookはちょっと難しい+受験資格の有無は別として)
実際に案件を受け持ったとしても、1カ月もあればすぐ慣れるでしょう。

ただし、これらは表面上の知識レベルの域でしかなく、実務レベルのものは身に付きません。
例えば、広告には「表示回数、クリック数、コンバージョン、コスト」という4つの基本指標があります。
勉強すればそれぞれの意味は理解できますが、各指標同士がどのように有機的に結びついているか理解するのは難しいです。
インプットだけの学習では、実際に数値が発生した時に必要になる思考パターンは身に付きません。

残念ながら、案件を持てない状態での独学は早い段階で成長が頭打ちになります。
とはいえ、案件を持てない以上学習はインプット中心にならざるを得ません。

じゃあどうすれば良いのかと言うと、経験者から実務を加味した知識を学ぶことです。
重要なのは、客観的な仕様の理解や細かい知識のインプットではないということをしっかり認識しておきましょう。

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実務寄りの知識を学ぶ方法

実践に近い知識を学ぶ方法は、下記の3つになります。

  • マーケティング支援会社で働く
  • 管理画面の操作を教えてくれる動画教材を買う
  • 現役マーケターが講師のマーケティングスクールに通う

 

マーケティング支援会社で働く

最高の環境で学習したいなら、実際に働くのが一番です。
現場で生きた実務の知識がインプットができて、さらにお金も貰えるなんて最高です。
会社員の人で副業が許可されているなら、最優先で検討しましょう。

もし副業で入るとしたら、下記のような業務をすることになります。

  • レポート作成
  • 細分化された広告タスクの対応
  • スキルが認められれば案件を担当

座学で学んだ知識が、現場ではどう変化するのか身をもって体感できます。
一番ハードルは高いですが、現場より優れた学習教材は絶対にありません。

 

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管理画面の操作を教えてくれる動画教材を買う

動画教材は、仕様の理解だけではなく、それを実際の操作でどう生かすかまで説明してくれます。
オススメの動画サイトはUdemyです。



Udemyは世界最大のオンライン学習サイトです。
講座はすべて買い切り型なので、一度買ってしまえば後は費用は発生しません。
初めて利用する人向けの値引きも行っており、価格も2,000円くらいから購入できます。

下記に初心者が特に受けてほしい講座を3つピックアップします。
Google広告とFacebook広告は大半の案件で必要になる媒体なので、この2つはマストで理解しましょう。


上記の3つは、内容もとても充実しています。
僕も過去にSNS広告の講座を買ったことあるのですが、必要な項目は網羅されていました。
基本設定〜実務を意識したテクニックが満遍なく紹介されているので、周りに聞ける人がいない独学者へのリターンはとても大きいです。

現役マーケターが講師のマーケティングスクールに通う

より実務を意識するなら、スクールに通いましょう。
スクールの多くは、仕様の理解+講師の実務ノウハウが学べる+自ら手を動かすワーク+リアルタイムでの疑問解消がセットになっています。
最高の教材は現場であるのは間違いないのですが、色々と遠回りなシーンがあるのも事実です。

スクールの場合、そういったものをそぎ落とし未経験者の理解を深めることだけにフォーカスしています。
特にワークの存在が大きく、仮想案件でプランニングをしたり、そのプランニングに対してすぐにフィードバックをもらえます。
実際に現場でも、このようなシーンは日常的に行われているので、疑似的な実務を体験できます。

動画教材も確かに有効なのですが、残念ながら一人の人にカスタマイズされたものではありません。
何か疑問点があっても、リアルタイムで質問もできません。
代表的なスクールは、下記の3つになります。
クオリティにはそんなに差はないはずなので、予算や学習期間などと相談して決めると良いと思います。

注意点としては、必ずどのようなワークがあるか確認だけしておきましょう。
ひたすら講義を聞くだけだと、1人で座学する時とあまり差が出ません。

 

 

自分で実際に広告を出すのは?

ハードルが高いのでおススメしません。

自分で広告を出すとなると、Webサイトを用意し、広告費を自腹で払う必要があります。
広告費はともかく、自分でサイトを準備するのは面倒すぎです。
再現性も低く手間もかかるため、最終手段として考えるくらいでいいと思います。

とにかくアウトプット優先で学習しよう

 

 

本記事をまとめます。

 

  • 広告運用は独学可能
  • ハイレベルな運用は難しい
  • 案件を持てる人は、6ヶ月で1人で運用できるレベルに到達可
  • 案件を持てない人は、表面上の知識のインプットしかできない

 

 

どちらにも共通してますが、大事なのはアウトプット量です。
インプットは基本さえ分かっていれば、初心者がリソースをかけるべき部分じゃないです。

案件を持てる人は、いろんな機能を使い倒すことを心がけましょう。
案件を持てない人は、とにかく実務経験をつめる環境を探しましょう。

何か分からないことや聞きたいことがあれば、Twitterにメッセいただければお答えします!

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