職務経歴書が5倍も充実。マーケ支援会社→事業会社に転職した感想

こんにちは、広告運用を軸にマーケターのキャリアを作るマサユキです(@masa_blogra

2021年2月に事業会社のマーケターとして転職してから、3か月が経ちました。

今回は、自分の日記がてら働いてみた感想を残そうと思います。

結論としては、今までクライアント側がやっていたマーケティングの本質部分を垣間見えました。

 

この記事の内容

  • 事業会社に入社した感想
  • 転職してキャリアは好転したか
  • 入社して気づいたこと

 

 

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とにかく求人数が豊富なので、マーケ未経験・経験者のどちらにも必須なサイト。

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サービスへの愛と熱量を直に感じられる

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これは事業会社ならではですね。
自社のサービスなので、そこにかける愛と熱量は凄いです。
完全に自社でゼロから商品開発した会社はなおさらです。

なので、単純に数字だけを追いかければよいというわけではないです。
会社のイメージ、その施策を行うことで中長期的に考えられる影響などを加味して施策を実行する必要があります。
どれだけマーケティング上の数値が良好でも、会社のイメージがダウンすると意味ないですしね。

支援会社もプロジェクトを通していく中で事業会社側の思いを汲み取ることはできますが、良くも悪くも外部の人間なのでここは感じにくい部分です。

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巻き込み力がすべてを決める

事業会社のマーケとしての最重要スキルは、社内調整力です。
要するに、他部署・上司・役員などを味方につけ施策を実行していく力です。

前述したように、事業会社はサービスへの思いが強いので、関係各所の思いが複雑に絡み合ってます。
彼らの意図を汲み取り、関わる人を納得させ、全員が同意を取れる折衷案を探していく必要があります。
どんなに成果が見込める施策でも、彼らの同意が取れなければ実行に移すことは難しいです。

施策をスムーズに進めるために、社内での人脈構築や、彼らを説き伏せる説得力は支援会社よりもさらに求められます。

実際に事業会社に入ってみて、僕が特に大変だと感じるのがここです。
事業会社は社内調整や根回しが大事という事前情報はあったのですが、実際に入ってみるとよくわかります。
社歴が浅いということもあり、どの程度強くいくべきか、関係値がない今の段階で交渉すべきか、などまだ測りかねているからです。
まぁ、口下手なのも大きいのですが。

逆をいえば、多少マーケの知識が少なくても、巻き込み力さえあればどうにでもなります。

ちょっと話はずれますが、セールス経験者は次のステップとして事業会社のマーケターは良い選択肢です。

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転職してキャリアは好転したか

で、実際に事業会社に入ってみたのですが、キャリアが一気に好転しました。

  • 広告主側の立場を理解できた
  • 支援会社ではできない施策をたくさんできた
  • 支援会社、事業会社のマーケができる人材になれた
  • 職務経歴書にかける内容が一気に増えた

 

わかりやすいメリットは、労働市場的には支援会社・事業会社のどっちも経験したマーケターという人材になりました。
期間こそまだまだ短いものの、支援会社しか経験してなかった頃に比べたらマーケターとしてのキャリアは大きく向上したはずです。

細かい施策についても、支援会社にいたら絶対にできないものも多く経験しました。
なので、職務経歴書にかける内容が誇張なしに5倍くらい増えた気がします。

転職前に考えていたキャリア戦略は、今のところ想定通り~それ以上に進んでいます。
もともとだいぶキャリアにハンディがあったので、今回の転職で一気に盛り返すことができました。

入社して気づいたこと

自分の苦手なことが更にハッキリした、というのが大きな気づきです。

自分の苦手な業務は把握していたのですが、今までは幸運にもそこを求められることは少なかったです。
でも、事業会社に入って、苦手なことでもやらざるを得ない状況になりました。

何事も経験だとは思う半面、やはりその分野のパフォーマンスはイマイチです。
場数を踏めばなれるでしょうけど、どこまで行っても偏差値50もいかない気がします。
ここをどうするかで、今後のキャリアが少しずつ変わってきそうです。

大変だけど転職して正解だった

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色々大変なことは多いですけど、転職する選択肢は間違ってなかったです。
転職した目的は、自分のサラリーマンとしての価値をあげることでしたが、ここは達成できました。
ここからは、それぞれの経験値と実績を増やしていくことに注力するのかなと思います。

そして、事業会社に入ったことで、改めて支援会社の魅力に気づけました。
やはり両社に差はなく、欲しいスキルや性格によって選べばいいと思います。

こういう事に気づけるのは、やはり行動して経験したからですね。

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